日帰り処置・中絶手術
ホーム » 診療メニュー » 07.日帰り処置・中絶手術 » 072.子宮頸がんポリープ切除術
子宮頸がんポリープ切除術
子宮の入り口(頸管)に、ポリープと呼ばれるキノコ状の良性の腫瘍ができる病気です。妊娠を経験した30代~50代の女性に多く発生する病気ですが、原因は分かっていません。女性ホルモンの影響や、細菌が感染して炎症を起こすことが関係していると考えられています。
子宮ポリープを健康診断で指摘された、という方が多くいらっしゃいます。
子宮の構造は3つに分けられています。
子宮の出入り口である子宮頸部、子宮の真ん中である子宮体部、子宮の一番奥の部分である子宮底部に分けられています。
当院では両方の子宮ポリープの手術が可能です。
子宮頸管ポリープ
子宮頸管ポリープは、40歳以降で指摘されることが多いです。
子宮頸部の粘膜が増えた結果、子宮頸管の中に指のように突き出た腫瘍です。
ポリープはほぼ良性の、「がん」に当てはまらない腫瘍です。
組織学的には、子宮頸部ポリープは、円柱状、扁平上皮、または扁平円柱状の上皮でおおわれた血管結合組織間質によって特徴付けられます。
通常、1個から複数の子宮頸管ポリープが子宮の頸管内から発生しますが、子宮の腟部から発生することもあります。
涙状または小葉状の構造をしていて、存在する血管およびうっ血に応じて赤、紫、または肌色をしていて、なめらかに見えます。
サイズは通常、直径3cm 未満です。
しかし、膣の中を満たすほどの大きさのポリープ、または膣の入口にまで到達するポリープができる場合もあります。
通常、ポリープの茎の部分は細長いですが、短くて根本が広い場合もあります。
-
自覚症状に乏しい方も多いのですが、不正出血が起こりやすくなります。
-
子宮頸管ポリープの組織はもろくて軟らかいため、性行為や激しいスポーツを行った後に不正出血を起こしたり、膿っぽいおりものが増加したり、血が混じったおりものが出たりすることもあります。
子宮頸管ポリープ
子宮ポリープを健康診断で指摘された、という方が多くいらっしゃいます。
子宮の構造は3つに分けられています。
子宮の出入り口である子宮頸部、子宮の真ん中である子宮体部、子宮の一番奥の部分である子宮底部に分けられています。
当院では両方の子宮ポリープの手術が可能です。
-
内膜ポリープは無症状のことも多くありますが、子宮異常出血(不正性器出血)や不妊症の原因にもなります。
-
不正出血の20%~30%がこの子宮内膜ポリープが原因と考えられています。
-
また、原因が不明な不妊症女性の約25%に子宮内膜ポリープが認められたとの報告もあります。