みなさん、葉酸をご存知ですか？？

当院でもお尋ねすると「聞いたことはあります…」という方が多く、サプリメントなどで摂取を心がけている方はほんの数人の方のみでした。

それも当然ですよね、私も産婦人科に関わるお仕事をしていなければ知らないままだったと思います。

なので！今日は私からみなさんに、知っていただけるきっかけになればとご紹介させていただきます！✨

 

実は、海外では妊娠初期や妊娠前からの葉酸サプリメント摂取はもはや「常識」となっているんです。月経が開始したら葉酸を取り入れる、という国も実際にあるそうです。

葉酸とは水溶性ビタミンB郡の一種で「赤ちゃんのためのビタミン」と呼ばれています。

その名の通り、葉物をはじめとする緑黄色野菜、豆類、レバーなどに多く含まれます。細胞分裂に不可欠で「血をつくるビタミン」とも言われる大切な栄養素であり、妊娠中の摂取量は通常の倍とされています。

また、体の細胞を作るときには欠かせないビタミンの一種であり、細胞の分裂と増殖、組織と臓器の形成、巨赤芽球性貧血（きょせきがきゅうせいひんけつ）、胎盤早期剥離や流産の防止などの働きがあります。

 

葉酸は妊娠後から摂取することはもちろんオススメなのですが、結婚・妊娠を意識した時にはじめて欲しいと思います。

なぜか！！！！！というと！！

まずは体のお話😊

普段は薄い子宮内膜。なのですが、排卵期の女性の子宮内膜は赤ちゃんが着床しやすいようにフカフカのベットのように厚くなるんです。すごいですよね✨

そしてフカフカのベットにしてあげるためにも、葉酸はとても大切な役目を果たしてくれるのです！😊

葉酸には『子宮内膜強化』と『子宮内の血流促進』の作用があるので、葉酸を摂取することで子宮内膜がフカフカに厚くなり強化されていれば着床しやすい環境を作ってあげることもでき、子宮内の血流促進により、着床後の赤ちゃんの発達のお手伝いをしてあげることも出来るんです！！

 

葉酸の１日の必要量は400μｇと言われています。

国民栄養調査（平成１４年）によると、プレママ世代の１日の葉酸摂取量は、300μｇ未満（20代・262μｇ／30代・273μｇ）。やはり意識的に取り入れなければ、１日400μｇをクリアするのは難しいようですね😢💦

また、水溶性のビタミンである葉酸は加熱すると食品に含まれる葉酸の半分近くが流失してしまうので、普段の食事での摂取が難しくサプリメントなどでの摂取方法もオススメです♪

最近の葉酸サプリには鉄分や亜鉛が入っているものもあり、プラス効果も期待できそうですね😊♪

 

 

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