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がん検診

卵巣癌

卵巣は骨盤内にある親指大の臓器です。

小さな臓器のため腫れてきても初期の場合は症状に乏しいことが多いです。

しかしながら子宮頸がんや子宮体がんにくらべて進行が早く、そのため腹水がたまったり、

お腹のなかにがんが広がったり(播種)した進行がんの段階で発見されることも多々あります。

卵巣がんは
  1. 表層上皮性
  2. 性索間質性腫瘍
  3. 胚細胞種

の3型に分かれ、それぞれの好発年齢は異なります。

がんのため早期発見が大事なことはいうまでもありませんが、なかなか有効な早期発見の検査などがありません。

しかし症状がない時に超音波検査で小さな卵巣がんを発見することもあります。

年に一回の子宮がん検診時に併せて婦人科的な超音波検査を組み合わせることは卵巣がんの早期発見に役立つかもしれません。

治療は手術と抗がん剤が主になります。

子宮がんと異なり放射線治療の効果はあまりありません。

逆に抗がん剤が比較的効果があります。